完母推奨だが産院からミルクを足すようにいわれたり、
夜寝れなくてイライラしてたら周りからミルクを上げれば寝るからと足すように促されたり。
自分も痩せたくて母乳あげたかったり。
先輩ママさん方からは、顔を会わせる度に母乳かミルクか聞かれます。
周りからの『母乳ハラスメント』が市販のミルクを使うことを躊躇させてしまいます。
私もそうでした。出生時は2656gあった息子。完母推奨の産院で生まれた直後から母子同室。
入院中は自分も縫合の後が痛すぎてうまく寝れずに授乳していました。
4日後の退院時には2300gにまで減ってしまい2日後にもう一回体重&黄疸の検査になりました。
里帰りをしていたので退院後、
実家に帰ると親戚やらたくさんの人が見に来てくれたのはいいのですが、二言目には「母乳??ミルク??」と聞かれました。
その時はまだまだミルクをあげるように指導されてなかったので母乳だと答えると、
「エライねや頑張ってるね」と褒められたのを覚えています。
母乳が出ず、我が子の体重が他の子よりも軽い。
その後再検査も無事にパスし一ヶ月検診までの母乳生活が始まりました。
身体が小さかったせいか、子どもは乳首を吸う体力がない→すぐ疲れる→寝る→すぐ起きる→授乳 を短時間に繰り返していました。
子どものペースに流石に合わせることができず、
私も眠ることができずフラフラでした。
そんな私を見た母は優しく「あなたも寝れなくて辛そうだし試供品のミルク一回夜あげてみたら??」
といってくれました。
ですが、これまでの母乳ハラスメントのせいか、すっかり母乳信者になってしまっており、
「私も頑張ってるんだから何も言わないで」と泣きながら言ったのを覚えています。
そして迎えた一ヶ月検診。
おくるみに包まれていたので分からなかったのですがいざ体重測定になっておむつ一枚になった時
他の赤ちゃんと比べた我が子息子の細さにびっくり。
結果体重もギリギリ3000g。
授乳指導をうけました。
その際にお母さんも頑張ってるけど授乳の後ミルクを50くらいたしてね。との事で一週間後に再検査。
完母推奨の産院から、
まさかミルクを足すように言われるとは思っていませんでした。
体重が思ったより増えてなかった事、明らかに息子は細かった事、そしてまた再検査。
今までの色々な事がそのミルクを足すと言う事で駆け巡り泣けてきました。
帰り薬局でミルクを買うのも母乳が出てない??罪悪感で持ち運び用の400円位の小さいものを買い実家に帰宅。
今日あったことを母に伝えた所何も言わずに聞いてくれました。
母はササッとミルク用のお湯を沸かし冷まし水をつくりそっと置いといてくれました。
しかし、まだ母乳に固執していた私は、母が準備してくれた物を使わず母乳のみあげていました。
しかし夜は母も仕事から帰ってきているのでそうはいきません。
夜寝る前のミルクは母があげてくれました。
とても嬉しそうにあげていたので、「嬉しそうだね」と言ったら「あなたは、ミルクで育ったからね。
ミルク飲んでる姿って本当に可愛いよね」と言われました。
そこではっ!!と気づいたんです。
ミルクなら色々な人があげれるし自分自身もミルクで育って今五体満足。
産院からミルクを足せと言われているのになぜ自分の考えでミルクを足さなかったんだろう。
この子が体重を増やす事が第一なのに、私の凝り固まった考えで、我が子のお腹すかせて泣かせて何やってるんだ!!!と目が覚めたんです。
その後はまだ、穏やかではないけど再検査まで授乳しミルクを足す混合に変えました。
出来ないことは素直に認めて、冷静になること。大事なのは我が子の成長である。
その後の一週間後の検診は無事にパス。帰りにはすこし躊躇しましたが大きい缶のミルクを買うことができました。
そんな息子も、今は1歳になりフォローアップミルクのお世話になっています。
きっとミルクを使うことに抵抗の多いお母さん多いと思います。
しかし粉ミルクは企業がお金をかけて何人もの人が赤ちゃんの為に研究し出来上がったものです。
赤ちゃんに悪いわけがありません。
母乳が出なくて困っているお母さんは母乳にこだわらずぜひ粉ミルクを足してみてください。お母さん頑張れ!!!