「お風呂に入りなさい」

「ご飯を食べるよ」

「着替えなさい」

 

 

日常の些細なことも聞いてくれなくなる子どものイヤイヤ期。

指示をしても無視されるか、ひたすら遊び続けるか、反発されるかのどれか。

 

 

どうしたら言うことを聞いてくれるのか、悩んだことはありませんか?

イヤイヤ期ということは、子どもが自分のこだわりを持ち、個性が出てきたという証でもあります。

 

 

無理やり言うことを聞かせても、子どもは言うことを聞きません。

だから、何か子どもにとってメリットのある声かけをすること、子どもの気持ちになることが大切です。

 

 

 

子どもの気持ちに寄り添うこと

子どもが保育園や幼稚園に入ると、毎日一生懸命遊んで帰ってきます。

ある日、迎えに行った時に担任の先生から「いつも、すごく上手に絵を描いているんですよ。本当に絵が上手ですよね!」とお褒めの言葉をいただきました。

 

 

長男は絵を書くのが大好きで、保育園でいつも力作を描いて持って帰ってきてくれます。

その日も、私が「お風呂に入ろう」と誘うと「イヤ」と言う返事。

 

 

本当でしたら、本人がお風呂に入る気になるまで気長に待ってやりたいところなのですが、

家庭内の事情もあり、待ってあげることができません。

 

 

義両親が遊びに来た際には「早く入れ!」と子どもが怒鳴られてしまうこともしょっちゅうです。

長男は、そういった『お風呂に入れ攻撃』を受け、ふてくされて洗面所で縮こまってしまいました。

 

 

なんとかして長男をお風呂におびき寄せる方法はないものか、考えに考えました。

 

長男の、5歳の子どもの心を揺さぶることができる、良いネタはないものか。

その時、保育園の先生からかけてもらった、長男の絵に対するお褒めの言葉を思い出しました。

 

 

そこで、長男をお風呂に入れることは一旦忘れて、こう言いました。

「ねぇねぇ、今日の帰りに、先生が◯◯が描いた絵のことをすごく褒めてくれたよ!」

 

 

すると、ふてくされていた長男は「えっ?」と顔をあげました。

 

「◯◯は、絵が本当に上手だよね!お母さんもそう思うよ。先生が褒めてくれて、お母さんも本当に嬉しかったんだよ!」

そう言うと、長男は満面の笑みになりました。そして、ニコニコ笑いながら、お風呂までやってきたのです。

 

 

お風呂まできたら、あとはこちらのものです。

「よかったね!明日も絵を楽しみにしてるよ。さあ、自分で服を脱げるかな?お母さんと一緒にお風呂に入ろう!」

そう言うと、長男は自ら服を脱ぎ始め、無事にお風呂に入ることができました。

 

 

子どもを褒めることは自信をつけさせること。自信をつけると素直になってくれます。

思い返してみれば、私も子どもの頃は親の指示に反発したくなる気持ちがありました。

一方的に「やりなさい」と言うのでは、子どもの心に響かないのだと思います。

 

 

子どもの良いところを褒めたり、伸ばしていくことで、

子どもが素直な気持ちになってくれることが分かりました。

 

 

子育ては、いつも穏やかな気持ちでいられるものではありませんが、

日々なんとか子どもの良いところを見つけて、子どもに伝えていこうと思います。